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スピードスケート | 今年はICON?

白井健三選手が引退しましたね
まだまだ若く、まだまだ活躍できるかなと思いますが、
モチベーションの維持が難しかったのでしょうか、、、
「突き抜けた技術」というのは個人的に大好きでしたので
とても応援していた選手でした




スピードスケートでも同じ見方をしていまして、
パーシュート専門 とか
ショートトラックの リレー専門 とか
短距離専門 とか
スタート専門 とか
ある領域で尖りすぎてる選手は
ものすごく魅力を感じます。





シーズンが近づいてきました。
オーダーが日に日に多くなってきて、
忙しくしています。




今年は例年に比べて
ICONのオーダーや問い合わせが多いです




アイコンとサファイアの違いですが、
サファイアは技術がないと滑れない とか
サファイアは足にくる とか
いろいろな情報が飛び交っています。




これらについて少し述べようかと思います。







足に来る、足にこない とは何か





この答えにすぐに「技術」を持ってくる方います。
上級者じゃないと使いこなせないとか、、、






わかりやすいところから行きましょう





「重さ」とかどうでしょうか?
陸上でも思い靴を履くと足に来ますよね?
全く同じロック、全く同じ曲げが入っていたとしても、
「重い」と「軽い」では偉い違いですよね






では、重さがまったく同じ場合はいかがでしょうか
「長さ」はいかがですか?
接氷時間が長いということは、
それだけ長く筋肉に負荷がかかりますから、
足にきますよね??
0.5インチ違うと、それはそれはまったく別物です






では、重さも長さも同じだったらいかがでしょうか?
「曲げの強弱」はいかがですか?
曲げの強いブレードは、曲がりやすいですが、
「曲がろうとする力」が足にかかりますので、
当然足にきますよね?









では、重さも長さも曲げも同じだったらどうでしょうか?
ブレードの取付位置なんていかがでしょう
これも細かいですよーーー
まずは左右です
イン側に0.1mm振ってみてください
まったく別物なくらいに足にきますから
逆にアウト側に0.1mm動かすと、
抜けやすくなります
引っ掛かりすぎるなー、足にくるなーと思ったら
アウト側に動かしますし、
もっと引っ掛かってほしい!!と思ったら
イン側に動かします










前後の取付位置はどうですかね?
皆さんのブレードは後端から前端まで使えていますか?
取付位置によっては、
後端まで使えていない場合が多いです
(真ん中に装着している場合は特に)
ブレード全体が使えるように、
ブレードを前方に動かしてみてください






ブレード全体が使えるようになりますから
これまでよりブレードの使う面積が増えるということは、
それだけ足に来ます。






それでは、「構造」はいかがでしょうか
ブレードを上から見てみましょう
チューブについて
サファイアの方が横に広いですよね、
左右の剛性が強いことがわかります。
左右の剛性が強いということは、
着氷時の力のかかり方が、
ブレードの意図する力のかかり方をしない場合、
ブレードに「もっていかれます」
つまり足にきます。






アイコンの方が剛性が低いので、
選手の意図した方向に力がかかります。
足にこない代わりに、「間違った力」が
氷に伝わり、スピードをロスしてしまいます。










これまでも何度も申し上げているように、
道具は、素材と構造で決まります。







道具の名前では決まりませんよ(^^






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スピードスケート専門店 Speed Star
店長     : 中山 久美
電話番号   : 050-5534-5640 
(不在の場合はメッセージを残しておいて頂ければ必ず折り返します)
メール     :  info@office-speedstar.com
お得な
メルマガ登録 : http://goo.gl/FRJPR
ブログ    :  https://speed-star20181107.blog.so-net.ne.jp/
ショップURL :  http://office-speedstar.com/
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