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スピードスケート | ブレードの取り付け位置2


台風10号が猛威を振るっていますね、、、
昨年のような大災害にならないように切に願います。




先日のブログを読んで、
お問い合わせを数多くいただきました。
特に北海道では屋内リンクが開いた為、
「まず位置か、、、」といった模様のようです。




トップ選手からも問い合わせを多くいただいています。
一言でいうと、
「正直、位置についての考え方がわかってません、、、」
とのこと






今まで何してたんだ!!とは決して思わず、






今知れてよかった!!!と前向きに受け止めたらいいよ
と言ってあげました






ブレードの取り付け位置は
それはもうものすごく重要な要素です。






陸上選手のインソール




ボーリングの指の穴




ゴルフのグリップ






トップ選手達は
身体と道具を連結するところを
「最も重要な要素の一つ」として捉えています。






スピードスケートについては、
それが靴でありブレードになります。







ロックが高くなって、、、
低くなって、、、
といった問い合わせを受けることが数多くあるのですが、
年に1度か2度メンテナンス出しておけば、
後は研磨をきちんとしておけば大丈夫です。







聞き飽きた方も多いと思うのですが、
ロックのアール23mと25mは
市販の計測器で4ミクロンの差ですよ!?







誤差です、誤差!!!







目の前に定規はございますか?
筆箱の中の定規でも結構です。
竹製の30cmの定規でも結構です。






23mから低くなって25mになっただの、
23mから高くなって21mになっただの
という話は、
定規の1mmこれを1000個に分けて、
その4メモリとか5メモリとかの話をしています。





わかります!?絶対わからないですよ





靴履いた時に0.1mmずれたら、
上記の単位では100メモリですよ!?





もはや
ロックが問題なのか、
靴の履き心地が問題なのか、
温度差によるブレードの位置が変わったことが問題なのか、
わかりません、、、




少なくとも上記3つの項目では、
ロックの差が強烈に小さい単位なので、
気付けないレベルですけどね、、、






話が大きく逸れました
悪い癖です。





なぜここまで説明したかというと、
先ほど
「靴の履き心地で0.1mmずれると、、、」
と書きましたが、





これはブレードの取り付け位置も同じなんです。





ブレードの取り付け位置が左右に0.2mmずれましたら、
とんでもない差です。
「滑れない」感覚になります。





それくらいブレードの取り付け位置は
デリケートです。





いつもご質問をいただきましたら下記のように
返信させていただいてます。






・左右の取り付け位置
 こちれは「滑りやすさ」に影響します。
 がに股の選手もいれば、内またの選手もいます。
 取付位置は全ての選手によって異なります。
 0.2mmも違えば、まったく違う感覚になります。



・前後の取り付け位置
 こちらは氷離れの時間に影響します。
 靴に対して、ブレードの方が前の場合、
 氷離れが遅くなりますので、より長い時間氷を押すことができますので、
 スピードがでます。
 一方で、長い時間筋肉を使うことになりますので、足にきます。

 トレーニングを重ねてできるだけ前でブレードを取り付けられるようにすることが大事です。

 ただ、常にやみくもに前に取り付ければいいわけではなく、
 レースが近づきましたら、
 出場する距離のゴールまで滑走できる位置を見極めなければなりません。



ブレードの取り付け位置は、
基本的にはご自身かご家族で決められた方がいいです。
どこに力がかかっているかは本人にしかわかりませんので。



朝から晩まで付きっきりで後ろを滑ってあげて、
「もう0.2mmずらしてみよう」といった調整を何十回とします。
この何十回という調整をコーチや監督には時間的に難しいので。
ましてや、本人の滑りを近くでみていないショップや業者が
取り付けられるわけがありませんので。





目盛りは参考です。
「このメモリですべったら足がきたから、もう2メモリ後ろにずらしてみよう」といったように
調整されればよいかと思います。





少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。





ご質問等ございましたら、お電話でも深夜0:00まで受け付けておりますので遠慮なくご連絡いただければと思います。






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スピードスケート専門店 Speed Star
店長     : 中山 久美
電話番号   : 050-5534-5640 
(不在の場合はメッセージを残しておいて頂ければ必ず折り返します)
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スピードスケート | ブレードの取り付け位置


猛烈な暑さですね、、、




冬が終わり、
春に異常気象で雪が降ったりと、
そういうことがありましたので、
ついつい夏のことを忘れてしまうのですが、




夏になりましたら、
やはりとんでもないですね、、、





毎年言っていますが、
練習環境を工夫して、
計画を立てたメニューを確実にこなせるようにしましょう




非常に暑いですので、
バテ方は半端ありません。
すると、練習をやった気になります。




また軽い熱中症になると、
翌日以降のだるさも抜けませんので、
益々パフォーマンスが落ちてしまいます。




なので、
疲労感とは別に、
トレーニングを積めていない分、
氷上練習時のパフォーマンスの向上も望めないのです。




春、夏の陸上トレーニングが成長の80%以上を占めると
いっても過言ではありません。




新しい習得したい技術の基盤は「身体」ですからね
しっかりとトレーニングを積みましょう




またこの時期はしっかりとスケーティングフォームを
意識しながらトレーニングを積むことも大事です。
やみくもに練習するだけだと、
不要な筋肉がついてしまい、
身体のバランスが崩れてしまいますからね




最適なバランス、
アスレチックなバランス、
ほっとくと自然に動き出しそうな身体に仕上げてください





さて、
この時期は新規にブレードやブーツをご用意される方が多く
ブレードの取り付け位置についてたくさんのお問い合わせがございます





ブーツに取り付けていただけるのでしょうか?





私共の回答は、
取り付けることは可能なのですが、
適当ですよ??





です







適当!?







怒らないでくださいね(笑)
ブレードの取り付け位置は非常に重要ですので







結論から申し上げると、
ブレードの取り付け位置は
本人にしかわかりません。






わかりやすい例でいくと、
これも毎年記事で書いているのですが
外股の選手と、内股の選手で、
同じ取り付け位置には絶対になりません。




「真ん中」と一言いっても、
外股、内股の選手では感じ方が随分違うはずです。





この「骨格上」「身体上」の理由はまず1点です。





そしてもう1点が、
0.2mm取り付け位置が異なれば、
まったくの「別物」です。
滑れる か 滑れない かを
左右するくらいに感覚が変わります。





この0.1mm、0.2mmの単位で、
選手本人の足の裏側のどこに力がかかっているかなんて
コーチや監督でもできませんし、
ましてやショップの方にてわかることなんて
あり得ないのです。





小学生の低学年で、
そういった感覚の説明が難しい場合は、
保護者様やコーチが
選手の後ろを並走してあげ、
先ほど申し上げた
アスレチックなバランスで滑れる位置を
一緒に探してあげて欲しいと思います。




ご質問等ございましたら、お電話でも深夜0:00まで受け付けておりますので遠慮なくご連絡いただければと思います。



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